ハンドメイドと徒然

デザイナー兼アクセサリー作家による徒然

ちょっと人生初体験

はい。

今日はハンドメイド全く関係ないんですが、前々から一度はやってみたかった人生初体験をついにしたので聞いて下さい。

 

ホールケーキを食べました。

 

え?って思う方が多いんじゃないですかね。

 

というのも私、記憶にある限りではお店のホールケーキを買って食べるという経験が無かったんです。

正確には初体験ではなく本当に小さい頃、幼稚園までのどこかで一度だけ買ってくれて食べたことがあるらしいんですが。

 

物心ついた頃にはもう完全に母の手作りシフォンケーキに自分たちで好きなようにデコレーションをして食べる、という習慣ができていました

正直、いわゆる記念日なるものにほぼほぼ重要性を見出せない性格なので、誕生日であるかクリスマスであるか等はどうでもよく、しかもその時に好みの味のおいしいケーキが食べられれば満足でした。

その上、母はお菓子作りがある程度趣味でもあったため、必ずおいしいケーキでしたし、家で作る分、好きなだけ好きなように食べられることを考えたらわざわざお店で高い金額で小さなケーキを買う必要性がありませんでした。

 

そして、ある程度私が大きくなった頃、その役割は私が担うことになりました。

勿論母の影響です。

食べたいなら自分で作りなさい。

そう言われて、「何かを作る事」が好きだった私は工夫すればするだけ自分の理想とする味に近づくお菓子作りにハマりました。

シフォンケーキ、タルト、クッキー、ムース、プリン、生チョコ等々。。。

一通り作れるようにはなったと思います。

その中でも特にこだわりが出たのはシフォンケーキでした。

 

記事の混ぜ具合、材料の少しの加減、焼き方、生クリームの加減まで全て幾度となく作る中で工夫改善を行ってきました。

ホットケーキミックスは殆ど使ったことが無いためどこまでの配分があるのか分かりませんが、基本の材料全て、小麦粉やベーキングパウダー、砂糖など、全て自分好みにカスタマイズします)

今では、あー・・・なんか食べたくなったな・・・と思ったら卵さえあれば(数が必要なんです)ちょろっと作って朝食のパン代わりにするくらいです。

 

しかし、30手前にして、去年くらいから急にふと思い始めたんです。

 

自分以外の人が作ったケーキが食べたい。

 

もう母も作る回数がかなり減っていたため、やっぱり「ちゃんとおいしいプロの味」というのを食べてみたくなったんです。(とはいえ母のケーキの味が落ちたわけでは無いんですが)

正直普通のいわゆる三角の形のケーキなら歩いて5分くらいの場所にちょっと有名なケーキ屋さんがあるため、いつでも食べられるのですが、そうじゃない。

 

なんでもいい。別にお祝いじゃ無くてもいいから「お店の、ホールケーキを、買って、食べた」という状況を味わってみたい。

 

しかし昔はできたけど今の私にはできないこと。

それはどんな好きなものでも量を食す。

もう三角ケーキも2つが限界になってしまっていたので、家族全員がいるときでないとそもそも買ってくることができませんでした。

 

そして!!!本日!!!ついに!!家族全員がそろい、念願のホールケーキを購入。

やっっっっと食べることができました!!!!!!!!

 

ここまで長かった・・・まぁ、学生時代に何度も「買おうか?」と聞いてくれたけど高いし小さいし別にいい、って断り続けた自分に問題があるのですが笑

 

いやーーーお店の味ってやっぱりなんか違いますね。

おいしかった!!!!

当たり前なんですが、三角ケーキと同じ味なんですね。

なんかおもちゃみたいなイメージあったので謎の衝撃を受けました笑

ただサイズと値段に胸が痛んだのでもう買うことは無いとは思いますが・・・^^;

 

本当に、一体なんの話なんだという感じですが、私の中では一つ何かを達成した満足感が出ています笑

 

一つ言えることは、「わくわく感」というものはやっぱりお金を出して買うものなのかもしれない、という事でしたね。

 

・・・長々と一体なにを書いているんだ笑

 

ということで明日からは本来のブログに戻ります。

では。